お金を借りる

悪質金融業者を判断する方法

世の中には本当に数多くのローン会社が存在します。
残念ながらその中には違法な高金利で貸し付ける悪質な金融業者もあるんです。
そのような業者からお金を借りる事がないように、チェックポイントを列挙してみます。

 

貸金業登録番号が明示されているか?

お金を貸す会社は登録番号の明示が義務付けられています。
「近畿財務局長(1)第00000号」「東京都知事(5)第00000号」のような番号です。
このうち()の中の数字は登録の更新回数を表します。つまり()の中の数字が大きいほど長年お金を貸すビジネスを営んでいる会社となります。更新は3年に1回の頻度で行われます。

 

悪質業者の場合は登録番号を明示していなかったり、虚偽の登録番号を明示しています。
登録番号は各地域の財務局HPで確認できますので、業者名と登録番号が財務局HPに掲載されているかを確認して下さい

 

金利が適法か?

出資法では金利は実質年利20%が上限となっています。これ以上の金利で貸している会社は違法な会社となります。
注意しなくてはならないのは実質年利で金利を表示しない事がある事です。
例えば「1%から融資します」という言葉で10日毎の金利を表示しているような場合です。「トイチ」というような言葉で言われる金利の事ですね。
「トイチ」と呼ばれる10日で1割の金利は、年利にすると365%という凄まじい金利になり、すぐに返済不可能な状態になってしまいます。

 

実質年利が何%なのかを確認して、20%以下である事をチェックして下さいね

 

 

甘い勧誘言葉がないか?

甘い言葉で勧誘している会社は危険です。
甘い言葉とは次のような言葉です。
・多重債務者でも大丈夫
・自己破産者でOK
・誰でも融資します
このように審査なく融資するようなイメージを持たせる言葉で勧誘する事は法律で禁止されています。
つまりこのような言葉で勧誘している会社は違法な高金利でお金を貸している可能性が高いと考えるべきです。

 

 

悪質業者のリストに掲載されていないか?

日本貸金業協会のHPには悪質業者の名前・住所・電話番号などが掲載されています。
あなたがお金を借りる会社がこのリストに掲載されていないかをチェックする事はとても重要です。
他にも金融庁のHPにも違法金融業者が掲載されています。
急ぎでお金を借りる場合でも、一息入れて、これらの悪質業者のリストをチェックする事が重要です。

 

 

お金を借りる際には、甘い言葉に乗らず、情報を収集し、法令を遵守している業者から借入れを行うことが重要ですよ。